事例検討会(月1回)
担当している利用者について、事例を出し話し合います。他の看護師や管理者、専門看護師(CNS)の意見を聞き、担当者の困っていることに対して解決策を見い出したり、担当としての様々な思いを共有します。
そのことで担当の看護師は自分が行っているケアの確認やプランの修正ができ、担当者としての気持ちの負担を軽減できます。
担当している利用者について、事例を出し話し合います。他の看護師や管理者、専門看護師(CNS)の意見を聞き、担当者の困っていることに対して解決策を見い出したり、担当としての様々な思いを共有します。
そのことで担当の看護師は自分が行っているケアの確認やプランの修正ができ、担当者としての気持ちの負担を軽減できます。
専門看護師の実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割を通して、ご利用者様・ご家族・スタッフに
直接的・間接的に関わりながら、看護チームや利用者に関わる医療チームをアセスメントし活用することで、ご利用者様のリカバリーに寄与します。
私は訪問看護ステーションアユースに在籍し、専門看護師(CNS)として活動しています。
私自身がまずは“訪問看護を知る”、“ご利用者様やスタッフを知る”ということを目標に活動をしてきました。
その中で感じたアユースの強みの一つは、いろいろな経験や持ち味をもったスタッフが、ご利用者様を主体に、ご利用者様のリカバリーを大切にしてケアを展開しているところだと思います。
そのプロセスの中では、スタッフ自身もいろいろな経験をします。そして、ともすると自分だけで抱え込んでしまったり、自分自身に向き合わなければならないこと等もあります。
私は、スタッフが気さくに話をできる場所、自分の弱さも含めて出せる場所、ちょっとした違和感や些細な気づきを委縮することなく発信できる場所でありたいと思っています。
そして、スタッフと一緒に悩み考えたり、ご利用者様やご家族の方へ直接ケアにあたったり、研修の担当や研究のサポートをしたりすることを通して、看護の質を向上させていくためこれからも活動していきたいと思います。
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春には事業所だけではなく、法人内の入職者と共に約1週間の新入職者研修を受けることができます。ここでは精神科医療・福祉に関する内容だけではなく、接遇やコミュニケーション技術、他職種の役割を学ぶことができます。年度内の入職者にも秋ごろに同様の研修を受けることができます。
また、WRAP®(元気回復行動プラン)についてや、オープンダイアローグ、未来語りのダイアローグ、SST(ソーシャルスキルトレーニング)に関しての研修はアユースとして力を入れて研修企画や参加をしています。
アユース全体で現在3名のファシリテーターが在籍しています。
その他、スキルアップに関する研修や法人内で開催されるリーダー研修や管理者や主任対象の研修には役割に応じて参加をしてもらっています。
これらすべて、業務に必要な研修に関しては事業所負担での参加となります。
訪問看護の質の向上、事業所全体のモチベーションアップを図るため、毎年看護研究に取り組んでいます。法人開催の学会はじめ、外部で開催の学会などにも発表しています。
地域の精神保険福祉ネットワーク会議への参加。
業務に必要な研修費は事業所負担での参加になります。
訪問看護ステーションアユースでは、独自に開発したクリニカルラダーシステムを導入しています。専門知識や技術を段階的に身につけられるように計画した評価シートから、キャリアアップを目指していきます。