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リカバリーエッセー第5回 台風の日の、関東で考えたこと⑤ | 増川ねてるさんブログ

本当に、
《 診断名の違い》 でその後の展開が変わるんです。

僕も、それはほんと嫌になったくらいに体験しました。

そして、今ここで、話したいのは、
「ものの見方」
の話しです。

・・・

DSMを使った診断をしていくとアメリカ人の半数が何らかの精神疾患って診断になってしまうとか、
「過剰診断」が起きてしまうとか…実際にADHDの診断が増えたとか…その背景には製薬会社のマーケティングがあるとか… 

逆に言えば、
このことは、

「DSMに則ると精神疾患になる人でも精神疾患のない人として普通に生活をしている…生活が出来ている…ということ」でもあるわけで…


〈なら、その分かれ道は一体どこからくるのでしょうか?〉

・・・

いずれにしても、
「ものの見方」によって世界は変わるし、
人も変わっていく…
……環境と、展開(物語)が変わるから、人生が違うものへとなっていく…という話。

・・・

精神病は存在するのか、
「いいえこれは哲学の話しで医療の話しではありません」から、
「遺伝です」から、
「狐付きです」から、
「製薬会社のマーケティング」、
「DSMがあるでしょう」、「いやいやICDだ」、「ICFだ」
も含めて全て「世界観」。「ものの見方」って言う話。

そして、どの世界観、スクリプトを〝非当事者“が自分の影響力を「 」に入れて脇に置き、議論している…
…議論しているならまだよくて(いやいや本当は良くないですね…)、議論さえなく機械的に、〝使っている“ということはないのだろうか?

なんの疑いも持たず、疑問も持たず、
「診断名」を使っているってないのでしょうか???


例えば、看護師さんはどうですか?
(※1)





(つづく)


※1)医療職で一番人数が多くて、患者さんの「生活」に、身の周りのことに一番多く関わっている方たちですので、聞いてみたいと思いました。入院すると、看護師さんが僕らが一番多くの時間を接する方たち。影響力がとても大きいです。そして、そこから物語は「現実のものとして」進みます…。訪問看護も、世界を作ります。そして、看護師さんが一番人数が多いです。

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