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リカバリーエッセー第42回  agency ① | 増川ねてるさんブログ

みなさん、
2020年も暮れる、12月30日です。
年の瀬、
どうしていますか?

僕が、このブログに書くのは、
1か月半ぶり。
月に一回は記事を書くと決めてやっていて、
でも今回時間が空いたのは…

相変わらずの神経過敏で、
ネットに入れなくなっていたのと、
あれやこれやと思考が巡り、現実世界にあまりいれなかったから。

(もちろん仕事はちゃんとしてました。
この半年考えてきていたことをアウトプットしたり、
普段のWRAPの仕事、光愛会の次の企画やイベント準備など…

と考えると、
ちゃんと現実世界にいたようです。
ただ、ネットに入れなかった…
それが、書けなかった理由のようです…)


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さて、
僕は、11月14日に話していたように、イギリスの文献に行っていました。
いろいろと確認したいことがあって、何度目かの訪問だったのですが、
最大の発見は、

agency

「Making Recovery a Reality」
を読んでいて、その冒頭に置かれた「The Principles of Recovery」に出てくる言葉です。

具体的には、

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Hope is central to recovery and can be enhanced by each person seeing how they can have more
active control over their lives (‘agency’) and by seeing how others have found a way forward.

っていうのがあって、これ、
翻訳機「DeepL」(無料版)にかけると、

希望は回復の中心であり、各人がどのようにしてより多くのものを持つことができるかを見ることによって強化することができます。
自分の人生を積極的にコントロールし(「代理」)、他の人がどのようにして前に進む道を見つけたかを見ることで、自分の人生を積極的にコントロールすることができます。

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なのですが、

「代理」 ってなんだ???

しかも、

 “ ” で出てくる言葉。



この文献は、
現在日本でも取り上げられている「クリニカルリカバリー」や、
その対となっている概念である「ソーシャルリカバーリー」(これが日本で取り上げられないのがちょっと僕にはわからないのですが…なんでなんでしょう?)
が出てくる文献で、
少なからず日本の「リカバリー研究」にも影響を与えているものだと認識していますが、
この「「Making Recovery a Reality」、

“ ” が出てきたら要注意! 

(って僕は思って読んでいます。何しろ、「クリニカルリカバリー」や「ソーシャルリカバーリー」の概念が展開されているのがまさに “ ” だからです。これは、またいつか書いてみたいと思いますが、何かが明快になると思っています。僕は完全にそうでした。でも、傍流の話しですので、また、いつか…)

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で、

「代理」

何だこれ!!!

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まったくわからずいたのですが、
再会したのは、「ケン・ウィルバー」の著作達。

‘agency’

めちゃくちゃ重要な概念だった。
(今、ケン・ウィルバーに嵌っています。毎日、毎日、読んでます)

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そして、次に再会が、

OECDの出しているペーパーで、
しかもそれは、日本でも文科省が取り上げていて、翻訳もされていて…
(…リカバリーを考える時に、重要なのは「教育」なのではないか?と改めて思うようになり、今、僕の関心は専ら「教育」にいっています…)

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①イギリスの「メンタルヘルス」Policyペーパー
②ケン・ウィルバー
③OECD → 文科省

全く違う領域で、同時に出現するってことはとても意味あるって…思ってて、、、

この1カ月半。
この‘agency’に取り組んでいるという訳なのです。
それで、ネットに入れないのと相まって、
ブログ書けずにいた訳です。

でも…2020年の内にこれ書きたくて、書いています!!


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‘agency’

「代理」って訳すと意味わかりませんが、
「行為主体性」 ってなっているとどうでしょう?

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今の僕のイメージは、
007
或いは、ミッションインポッシブルのイーサン・ハント。

彼らみたいに、自分の人生を遂行していく、あんなイメージ。

文部科学省の資料では、

「自ら考え、主体的に行動して、責任をもって社会変 革を実現していく力」

となっていて、

しかも!

× オートノミー
△ 主体性
という説明も入っています。



                       2020年12月30日
                         増川ねてる







                 今回は、話題提供に留めます。


                        続きは、来年
                  共に学べたらって思います

       ここに「リカバリー」のおっきなヒントがある予感。

         よかったら、皆さんも探求お願いします。

                   
                    僕も取り組み続けます。




               では、
               みなさん、
               どうぞそれぞれに



               よいお年を!


               2021年は、元気に会いたいって思います。












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