増川ねてるの
リカバリーブログ

RECOVERY BLOG
2020.7.12

リカバリーエッセー第29回 リカバリーの原則① | 増川ねてるさんブログ

7月も半ばになろうとしています。

そして、今、僕が取り組んでいる「リカバリー」。

『SAMHSA’s Working Definition of Recovery』にあった、
「10の指導原則」。
これを、使いこなせるようになりたい…

「これはなんて捉える事柄なのか…?」

と、

思いながら、やっています。
英語で書かれているものなので、
どうしても「頭の中の日本語英語」に引っ張られて、意味を誤解する…
…或いはずれて理解してしまう…ことが多々あります。

なので、言葉を頼りに…
最初はそれしかないので…
先ずは言葉を頼りに「それ」をとえて、やってみて、
体で感じ、

「ああ、これは…」
と言葉を探して、
その言葉からまた行動を変えてみて…、
やった結果を感じていって…

を繰り返してみています。

やがて「言葉」のガイドを離れて、「これ」を使えるようになった時に、
「なるほど!」

がやってくるのだと思っています。

以前空手をやっていた頃、
「こんなの本当に出来るようになるの??」って思いながらも稽古をして、
ついに出せるようになった「回し蹴り」。

もう30年も前のことですが、あの時の経験が、僕に力をくれています。

そして、
今のところ(2020年7月現在)、
「10の指導原則」は、こんな「言葉」になりそうです。

① Hope
希望
② Person-Driven
人間主導・人駆動
③ Many Pathways
いくつもの道がある
④ Holistic
全体論的(一部だけをみるのではない)
⑤ Peer Support
ピアサポート
⑥ Relational
関係づけられている
⑦ Culture
文化
⑧ Addresses Trauma
トラウマ対処
⑨ Strengths / Responsibility
能力・強み / 応答する力
⑩ Respect
尊重・重要に思う(バカにしない、ナメてかからない)

 

2020年7月12日
覚醒から3時間