前の土曜日、
またやってしまいました。
うまく、受け取れずに、また痛めてしまった…という感じです。
どうしても今の僕には、“精神のヒビ”のようなものがあり、
そこに力が、刺激が入ると、強い痛みが出てきてしまう…
イメージとしては、「骨折」をしている感じです。
少し時間が経ちましたが、
なかなか精神が繋がらなくて、また人とのコミュニケーションが難しくなっています。
否定的なことばかりが頭を占めていくので、起きていることが辛いです。
でも、目は覚めてしますので、そこをやり過ごすために、
TVというか、映画を観たりするのですが、
僕の脳は、勝手に物語を作るので、混乱をします。
ああ、今この人とこの人が二人で話すシーンに入ったんだ…重要な場面だな…
と思って観ていると、突然、大人数のシーンになって、
ああ、今僕は眠っていたんだとわかって、リモコンで場面を巻き戻し、観ていると…
あれっ 今この場面はなんだ??
ってなって、また、眠っているということに気がつく…
それが、僕の昼間…この数日、、日中の生活です。
本を読んでいても、
「~が必須のことである」
と書いてあって、「これは、大切なことなんだな」と思っていると、
そんなことはどこにも書いていない…
何が現実なのか…
目が覚めた、
と思った時のことが「現実」だということはわかるので、
目が覚めた時に、大丈夫だとなるのですが、
…疲れます。
そして、現実の世界に自分を置くのですが、また…気がついたら寝ているので、嫌んなる…というのが正直なところです。
・・・
そして、夜になると、少し落ち着きます。
昼間のような夢に入ることがなぜだか少なく、、、
でも、時にふと怖くなることがあって、
これはなんなのかと思います。
今、これを書いているのは、
夢に少しでも、この現実にひっかりを残そうと思ってだと思います。
やっぱり、怖いです。
自分の頭の中に、囚われてしまうのは。
・・・
そして、時間ばかりが、ほんと、あっという間に飛んでいます。
僕は今、46歳ですが、
その時間を生きてきたという感覚はなく、ちょっと記憶を遡れば、6歳とか7歳とかに行きます。
13歳とか、14歳…に容易に戻ります。
20代の頃の自分と、30代の頃…ともなればもう、自分が自分ではないような感じです。
40代だんだんと靄がかかってきます。
でも、40代…近い時の自分が今の自分に一番近いってことも、わかります。
わかっています。
記憶がない訳ではないし、一つひとつが自分だという認識は確かにあります。
…でも、
と、ここで「でも」が出てくる・・・
頭が夢を見るようになってから、
それからやっぱり、「記憶」と「生活の実感」がずれてしまっている。
周りにごめんと思います。
ここに居たいのに、ここに居ることが出来なくなる。
今を、強烈に感じて、この今で生きたいのに、僕は容易に現実感をなくしている…
…もうあまり実感が出来なくなっていますが…ぼぉーっとした意識状態になってしまっている。
とても、もどかしいというか、切ないというか、苦しい…苦しくなります
そして、…ごめんと思います。
居たいのに、居ることが出来なくなるから…
・・・
この頭になる前の、
あの現実感のある…あの感覚で今の現実を生きられたらどんなにいいかって思います。
どうしても、ぼぉーっとした意識で生きなければいけないのは、やっぱり辛いです。
前に確かにあった、あの精神の働きがある頭に戻りたいって、
思います。
僕も知っています。
あの「現実感がある」生活を。
今も、0になった訳ではなく、ずっとそこに居れないということなので、
今も、今の僕も知っています。
ただ、そこに居ること出来る時間がとても短い…。
戻りたいって思います。
現実の暮らしに戻れたらいいなって思います。
明日は、自分でいられる時間が、少しでも長くあればいいなと思います。
2020年の8月に入った夜に。
増川ねてる